Style Sample vol.2

Style Sample vol.2

“スタイルのある人”とは?
様々な分野で活躍する人々の“スタイル”を紐解く。
ライフワーク、そしてファッションという2つの視点から
その人らしさをつくるエッセンスについて、たずねていきます。

今回は、代々木上原のフラワーショップ「whole」のオーナーであり、フローリストとして活躍する綱川禎子さんにお話を聞きました。

まずは、これまでの経歴を教えてください。

元々はアパレルのセレクトショップで販売員、ディスプレイの仕事をしていました。
2年ほど都内のフラワーショップで経験を積んだ後、2017年に
独立し、まずは週末限定でお店をオープン、そして5年前にこの場所に移りました。

アパレル業界からフローリストへ転身したきっかけを教えてください。

実は元々お花が好きだったというわけではないんです。夫がよくお花をプレゼントしてくれて、少しずつお花っていいなと思うようになりました。ちょうどその時期に自分でも何か新しいことを始めたいと思っていて、花に関わるお仕事に興味を持ったんです。まずはやってみようということでお花屋さんで働いてみて、経験や感性を生かせる場所だと感じました。とても大変な仕事ではあるのですが、この仕事から離れたいと思ったことは一度もないんですよね。

お店をオープンされて7年、始めた当初と比べて仕事への向き合い方は変わりましたか?

大きくは変わっていないですね。元々、あまりお店を大きくしたいというのは考えていなくて、オープン当初も今も、小さくてもパワーのあるお店でいたいと思っています。今も遠方から来店してくださるお客様も多く、とてもありがたいです。

ファッションと花のコーディネート、似ている点はありますか?

セレクトショップで働く中で、上質なものに多く触れることができたので、その中で“引き算”の大切さを学びました。例えば上質で素敵なスカートがあったとして、そこにさらに特別なものを重ねるのではなく、他はシンプルにまとめる。トップスは無地、ネックレスもシンプルなもの1本でいいんじゃないかとか、そういう“引き算”の考え方を教わりました。

 お花もあれこれ加えるというよりも、1本1本のお花が素敵に見える見せ方を考えています。もちろん大輪の花の組み合わせや、たくさん花を盛り込んだブーケも素敵なんですけど、サブどうしのお花だったり、お花ではないものとの組み合わせだったり、あえてルールを考えずにブーケをつくっています。私がつくるブーケや作品はシックと言われることが多いのですが、自分ではシックにしてるつもりはなくて、無意識に行っている“引き算”の部分が個性になっているのかなと。それが「whole」らしさになっているのかなと思います。

Display Image

ファッションに関して、普段とお仕事とでは服装に違いはありますか?

洋服が好きなので、あえて普段と仕事着を分けないようにしていて、
仕事の時も着たい服を着るようにしています。自分のファッションも空間の
スタイリングのひとつだと考えていて、自分が立つことでその空間が完成
するような洋服選びをしていますね。

ラベンハムのジレを愛用されていますが、どんなところが気に入っていますか?

機能性としては、軽くて薄手なのでインナージレとしても着られますし、普段の着こなしからキャンプまで幅広く使いやすいところが気に入っています。仕事の時はシャツと合わせたり、キャンプシーンではカットソーやスウェットと合わせることが多いですね。キャンプシーンでもラベンハムを着るとなんだか洒落て見えるので、そんなところも気に入っています。

Display Image
Display Image
Display Image

普段やお仕事では、ラベンハムをどのように着こなすことが多いですか?

同系色でまとめることが多いです。今日もネイビーのセットアップにネイビーのジレを合わせたんですが、色を同系でまとめることで品よく見えるようにしています。また、今日みたいに花柄と合わせることもありますね。花屋になってから自然と花柄も気になるようになって、特に季節のお花の柄を見つけると嬉しくなるんです。それこそ、このお店の空間に似合いそうだな、と思って選ぶことが多いですね。

Display Image

綱川禎子

フラワーショップ「whole」のオーナー。
セレクトショップ にて販売、VMDとして勤務した後、都内のフラワーショップで経験を積み、独立。
2017年4月に富ヶ谷にあるワインバーの一角にて週末限定の花屋「whole」をオープン。
2019年4月に代々木上原に移転、リニューアルオープン。
ギフトオーダーやウェディング、アパレルの展示会装花や撮影のスタイリングなどを幅広く手がける。

Display Image

【Whole】

代々木上原の路地裏に佇む花屋。ヘアサロン「AWRY BY THE MANNER」に併設する店内は、小さな空間ながら色とりどりの花が個性豊かな花器に並び、訪れる度に鮮やかな彩りに癒される。ルールや概念に囚われず、綱川さんの感性でつくりあげられるブーケは、華やかという印象とはまた違う、1つ1つの花が凛と自分らしく咲き誇るような美しさ。

〒151-0062
東京都渋谷区元代々木町25-8

TEL
03-6407-0660

CLOSED:月曜日、火曜日

INSTAGRAM:https://www.instagram.com/whole_tokyo/

Writer : Moe Shibata
Photographer : Daisuke Taniguchi
Editor: Arisa Ogura

関連記事

4:5 鳥栖アウトレットオープン-2

POP-UP STORE

DSF4246

ラベンハム ニュウマン高輪店

A Jacket Well Worn: Claudiu Pascaula Pt. 2

A Jacket Well Worn: Claudiu Pascalau Pt. 2